医療系の国家資格で特徴的なのは看護師に准看護師という制度があり、正看護師とはカリキュラムが少し違っていることです。高齢化社会において介護現場では看護師が施設に常駐していなければならないことになっており、病院や医師との連携、体調管理などの仕事に従事することになりますが、介護現場での人手不足により介護福祉士と同じ仕事をしているということがままあります。

介護福祉士は身体上、精神上の障がいのある人に対して入浴、排せつ、食事などの世話をするのが主な仕事ですが、特に食事の場合には服薬をするということもあったり、食べ物をスムーズに嚥下できるように調節したりと看護師の手を借りているのが現状です。ホームヘルパーとしてレクリエーションのプログラムを考えたりすることも介護福祉士の仕事ですが、看護師が担当していることもあります。排せつは特に毎日の体調管理のために重要であり、腸は第二の脳といわれて幸福ホルモンを調整するセロトニンを分泌するという重要な器官であることからも、毎日の会話の中で確認するなど仕事が重複していることがあげられます。

介護福祉士になるには筆記と実技の試験が年に一度あります。一方看護師は制度により専門学校、大学など様々な学校で専門的な知識を学びます。高校卒業後に専門学校で2年間学ぶ、または専門の高校を卒業することで准看護師になれるので、若いうちに資格を取得したり転職するために専門学校に通うという方法があります。正看護師になるにはほかに数年学ぶ必要があります。